【観察日時】 10月18〜19日
【観察場所】 北海道【観察時間】【観察種】
1、アビ
2、オオハムsp
3、カイツブリ
4、ハジロカイツブリ
5、アカエリカイツブリ
6、カンムリカイツブリ
7、フルマカモメ?
8、オオミズナギドリ
9、ミズナギドリsp
10、カワウ
11、ウミウ
12、アオサギ
13、ダイサギ
14、マガン
15、カリガネ
16、ヒシクイ
17、サカツラガン
18、コブハクチョウ
19、オオハクチョウ
20、コハクチョウ
21、マガモ
22、コガモ
23、ヨシガモ
24、ヒドリガモ
25、オナガガモ
26、ハシビロガモ
27、キンクロハジロ
28、スズガモ
29、クロガモ
30、ビロードキンクロ
31、シノリガモ
32、ホオジロガモ
33、ウミアイサ
34、カワアイサ
35、ミサゴ
36、トビ
37、オオタカ
38、ハイタカ
39、ノスリ
40、ハイイロチュウヒ41、チュウヒ
42、コチョウゲンボウ
43、ハヤブサ
44、オオバン
45、メダイチドリ
46、ムナグロ
47、ハマシギ
48、トウゾクカモメ
49、クロトウゾクカモメ
50、ユリカモメ
51、セグロカモメ
52、ホイグリン系カモメ
53、ワシカモメ
54、オオセグロカモメ
55、シロカモメ
56、カモメ
57、ウミネコ
58、ミツユビカモメ
59、アカアシミツユビカモメ
60、マダラウミスズメ
61、キジバト
62、コミミズク
63、アカゲラ
64、コゲラ
65、ヒバリ
66、ハクセキレイ
67、タヒバリ
68、ビンズイ
69、ヒヨドリ
70、モズ
71、ノゴマ
72、ヒタキsp
73、ノビタキ
74、クロツグミ
75、アカハラ
76、マミチャジナイ
77、ツグミ
78、ウグイス
79、コヨシキリ
80、キクイタダキ81、エナガ
82、ハシブトガラ
83、ヒガラ
84、ヤマガラ
85、シジュウカラ
86、ゴジュウカラ
87、メジロ
88、ホオジロ
89、カシラダカ
90、アオジ
91、オオジュリン
92、アトリ
93、カワラヒワ
94、ベニヒワ
95、ハギマシコ
96、マヒワ
97、イスカ
98、ベニマシコ
99、ウソ
100、イカル
101、シメ
102、スズメ
103、ムクドリ
104、カケス
105、カササギ
106、ハシブトガラス
107、ハシボソガラス
いやぁ〜まさかこんなに見れると思わなかった…。いつものコースを2日間でじっくり見てみたらこうなった…。ってか日曜は行くつもりはなかったんだけど、土曜の夕方にアカアシミツユビカモメ(と思う個体)を見て証拠不十分だったのでリベンジしにいくことにして、アカアシはダメだったんだけどこれが当たってかなりいろんなのが見れた。
うーん、何から出していこうか…。日ごとに分けてやってみようかな?
<一日目>
朝はそこまで焦らず、ゆっくり行ってみた。目的はカモを見ることだったんだけど、ヒドリが増えている割に、ついにコガモが激減…。とりあえず、まずはヒドリをわかるようになりたいので見てみる。いるのはマガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、コガモ、ハシビロガモにキンクロハジロの雌が1羽、オオバンが3つほど。この時点でガンはヒシクイ少数のみ。
で、しばらくしたらヒシクイの群がやってきて、丁度やってきた鳥屋さんになんもいないです的なことを言ってたら、その中にカリガネの幼鳥を発見!ラッキー!それで、なにやらサカツラガンがいるらしく、まじ!?って思ったけど、少し待ってたらあっさり発見。
ヒシクイとカリガネ幼鳥
で、ガン類は沼では遠かったけど、畑ではサカツラガンだけでなく待ってたら沼にいたカリガネもきてくれてラッキー!一応畑のガン類は1000ちょいって位でマガンが120くらいだっけな?まだまだ増えると思うけど、例年より少しはやめな印象。
ウミネコとホイグリン系カモメ
それで予定よりなかなか遅くなってしまったけど海へ!いきなりホイ系発見。なんだかいつもはいない所でミツユビの群が見れたり、カンムリカイツブリが7つほどにハジロカイツブリも何群か。ビロキンも先週より増えてトータル50羽くらいになってた。ウミアイサ、ホオジロガモも到着しててアビも1つ。
で、海鳥カウントなんかを終えてカモメって時にはもう3時くらいで、でもとりあえず見る。沖にはなんとなんと未だにトウゾクカモメが見れたり、やっぱりミツユビカモメの小群がたくさん襟裳方面へ向かって移動しているのが見られる。一通りポイントを回っていつもはいなかない漁港の裏側を遠くから見てみるとウミネコ中心のカモメ類が大量に溜まっていたのでみようと近づくも工事中で入れなくて、どうしようかな〜なんて思いながら海を見て、さらに暇だから電話しながら沿岸を次々移動するミツユビカモメの小群を見てたら、なんか違うのが1羽目の前でひらっとするのが目に入った。まぁ見た感じアカアシミツユビカモメに見えて、特に上面の翼後縁(っていうのか?)の部分が幅広く白いのが目立ってたのが印象的だったけど、電話中だったし、見ようか撮ろうか迷う暇もなく、遠くへ行ってしまうところをかろうじて撮ったのが下の写真。これがまた失敗でいつもマニュアルで撮ってるので露出失敗で最後の最後まで粘って撮ったけど、さらにファインダーだとわかりにくくて、たぶん下のやつがそう思った個体だと思うけど…。
たぶん、アカアシミツユビカモメと思った個体
近くで見た感じは嘴が黒く見えて幼鳥だと思ったけど、写真ではそう見ようと思えばそう見えるけどさすがに厳しい。まぁこればっかりは仕方ないし、とても悔しいし後から考えてもどうにもならないので観察種の方には()書きにしておいた。←わざわざに()書きにする必要もないかな、と思うので取りました。詳しくはこちら!
これがとっても悔しかったので明日もう1回いくことにした。ということで一日目終了!
<二日目>
朝はガンの飛び立ちをみようと思ってたけどガスってたのでやめて小鳥狙いで原野へ向かう。なんかやっぱり朝方って小鳥が動いていて面白いということに気づく…。アトリ、マヒワ、ウソの群が多くて、予想外にハギマシコの小群が多い。最初はハギマシコの声を忘れていて、なんだこれ?って思ってたけど、よくよく考えてみるとハギマシコだということに気づいて写真撮ってみたらわかりにくいけどそうだった。
ハギマシコ(左)とイスカ(右)
イスカもそれなりにいた様子。シメ、イカルも大き目の群があって、ベニヒワの群も見られた。秋口なのでこれくらいは普通なのかもしれないけど、今年の冬はどうなんだろうか??
クロツグミ
クロツグミの若い群にあたったり、タヒバリの群が見れたり今秋は小鳥を重点的に見てるけどやっぱり普通種でもそれなりに(かなり?)楽しい。この場所ではハイタカとかきれいなオオタカの♂成鳥がキジバトを襲ってるのが見れたりなかなか楽しかった。
で、海へ。海に行ったところでそろそろいるのでは?と思ってたハイイロチュウヒを見事に発見。ハイチュウが消えた途端にオオタカの成鳥、さらにオオタカを見てたらコチョウゲンボウの♀タイプが通過、さらに奥にコミミズクが飛んでるのを発見!あまりに立て続けに出すぎてびびった。ケアシノスリがいればなお良かったんだけど、それでも満足。
ハイタカ、ハイイロチュウヒ、コミミズク、オオタカ
写真はハイタカ以外は同じ場所で撮った。それで肝心の海はというと、ミツユビカモメはそれなりにいるとはいえ、昨日よりはるかに少なく、その代わりに川の河口のすぐ沖をフルマカモメっぽいのが一つ飛んでる。河口の先端にいればかなり近そうだったのだけど、行ったら消えてた…。ってことで正体は結局不明のままになってしまった。
その代わりに?といってはあれだけど、なんとマダラウミスズメが1つ、オオハム類が3つほど見れて、黒いアジサシがウミネコを襲ってる?と思ったらクロトウゾクで、さらにただトウゾクが3羽ほどいて、うち2羽が沖に着水。うーん、いままでこの時期までトウゾクが残ってることはあんまりなかったのに…。確かに他の地域では11月とかまで全然いるし、ただ見逃してただけなのか?
トウゾクカモメ2羽
遠いけど、スプーン付きだったから写真でもわかる。今日いたのはクロトウ1羽以外はすべてトウゾクで、しかもかなり黒くなってるのが多かった。換羽したのか、若いのかは残念ながら遠くてわからなかったけど、頻度的には秋口よりも明らかに黒い個体(単に暗色タイプというのではなく)が多かった。
サカツラガン(上)
結局、カモメ類は少なくてダメだったので早めに切り上げて、もう1回サカツラ。チラッと見ただけであっさり見つかった。それにしてもサカツラガンって昨年久々にここのヒシクイの群に入ったと思ったら今年も入るし、マガンの群のなかにいたり、違うヒシクイの群にいたり、北海道では最近なかなか記録が多い気がする。
ということで終了!!